2026年1月に多かった感染症は
1.インフルエンザB型 41%
2.ウイルス性胃腸炎(嘔吐下痢症) 26%
3.インフルエンザA型 23%
の順でした。この3つだけで感染症で受診した患者さんの90%を締めていました。
12月に急激に増えたインフルエンザですが、冬休みに少し落ち着いたものの、冬休み明けから再び増え始め、インフルエンザA型からB型に切り替わりました。12月にA型にかかって、1月にB型にかかった患者さんが増えています。大分市や別府市では昨年11月頃から今シーズンA型に2回感染した患者さんが出ていましたが、1月には当院でも今シーズン2回めのインフルエンザAに感染した患者さんが出ました。毎年インフルエンザA型2種類とB型1種類が流行します。この3つは免疫学的には別の感染症なのでこのうちのひとつにかかっても他2つへの免疫はできません。なので、最悪1シーズンに3回インフルエンザにかかる可能性があります。すでにインフルエンザA型やB型に感染した方が「今年はもうインフルエンザにかかったから大丈夫!」と思っていると、別の型のインフルエンザに感染することがあります。インフルエンザ予防にはワクチン+マスクと手洗い、そしてワクチンが有効ですが、ワクチンは接種後2週間しないと効果が期待できません。インフルエンザワクチン未接種の方は今月がラストチャンスですので済ませましょう。
ウイルス性胃腸炎(嘔吐下痢症)は12月からは半減しましたがまだまだ多いです。突然の嘔吐で始まりますが、嘔吐はなく下痢だけのこともあり、発熱は必ずしもないことがあります。今流行しているインフルエンザはA型もB型も嘔吐や下痢といった腹部症状を伴うことも多く、症状的には診断が難しいです。周囲の流行状況が大切な情報になりますのでご協力ください。
伝染性紅斑(りんご病)、溶連菌感染症はかなり減りましたが以前として地域的には流行しています。また、水ぼうそうやマイコプラズマも局所的に流行しています。気になる症状があるときは受診してください。



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