2026年2月に多かった感染症は
1.インフルエンザB型 70%
2.ウイルス性胃腸炎(嘔吐下痢症) 14%
3.インフルエンザA型 6%
の順でした。この3つだけで感染症で受診した患者さんの90%を占めていました。
インフルエンザはA型からB型に切り替わりました。しかし、インフルエンザA型はB型の1/10程度ですが、みなくなったわけではありません。今シーズンはA型にかかった後、B型にかかる患者さんが多いです。また、今シーズンA型に2回感染した患者さんも出ています。毎年インフルエンザA型2種類とB型1種類が流行します。この3つは免疫学的には別の感染症です。なのでこのうちのひとつにかかっても他2つへの免疫はできません。つまり、最悪1シーズンに3回インフルエンザにかかる可能性があります。すでにインフルエンザA型やB型に感染した方が「今年はもうインフルエンザにかかったから大丈夫!」と思っていると、別の型のインフルエンザに感染することがあります。インフルエンザ予防にはワクチン+マスクと手洗いが有効ですが、当院では今シーズンのインフルエンザワクチンは終了しました。マスクと手洗いをしっかりしましょう。
ウイルス性胃腸炎(嘔吐下痢症)は増えもせず減りもせず、まだまだ多いです。突然の嘔吐で始まりますが、嘔吐はなく下痢だけのこともあり、発熱は必ずしもないことがあります。今流行しているインフルエンザはA型もB型も嘔吐や下痢といった腹部症状を伴うことも多く、症状的には診断が難しいです。周囲の流行状況が大切な情報になりますのでご協力ください。
溶連菌感染症は1月にはグッと減りましたが2月は倍増しました。急な高熱と激しいノドの痛みで発症します。通常春先に多い感染症のため、今月はさらに増えるかもしれません。新型コロナや水ぼうそう、マイコプラズマも月に数名程度ですが続いています。気になる症状があるときは受診してください。



コメント